花咲ワークスプリング! 体験版 【感想・レビュー】
こんばんはー、裏か太です。
サガプラネッツ最新作「花咲ワークスプリング!」の体験版、その感想を今日は書こうと思います。
えー、まず全体の印象としては、とにかく派手だな! と思いました。
ビジュアルといい、BGMといい、主人公の語り口といい、派手派手でした。
たしか、OPムービーが公開されたときに、自分は、教育テレビの子供向け英会話教室みたいなノリだなー、みたいなことを書いたかと思うんですけど、体験版もそんな感じでした。
たとえばこの作品の中に、ビビットカラーの着ぐるみたちがいきなり登場してきても、たぶんプレイしている側に違和感はほとんどないのではないかと思われます。
舞台はふつうの学校だし、ストーリーも平凡そのものなんですけどね。
それ以外の部分の派手さが、全体を覆っています。
で、まあ、それはそれとして。
空森若葉。
このコがめちゃくちゃかわいかった!
これはものすごく嬉しい発見でした。
いやー、もう、よかった。
もともとプレイ前に期待していたのは玖音先輩のほうだったんですけど、今はもう違います!
とにかく若葉がかわいかった!
かわいいんですよねー。
すごく、かわいいんです。
公式HPとかを見る限りだと、なんだか猫っぽいところだけが強調されていて、それはそれでかわいくはあるんですけど、実際はもっとかわいかったです。
思った以上に大人っぽい外見をしています。
それでいてハツラツとしていて、さわやかさがあります。
彼女は仕分け委員に属しています。
黒いマントがなんだか女番長っぽさを醸し出しています。
部活取り壊し騒動の時の男っぽさはかっこよかったです。
まさに、姉貴と呼ばれてなんの不思議のない、凛としたかっこよさでした。
それから、しゃらんとした感じもあります。
言葉にしにくいんですが、たとえば下の1枚目のやつなんか、とてもしゃらんとしています。
下校している姿が、すごくさまになっている感じです。
これだけ立ち絵を並べてもまだ足りないというくらいに、表情差分がとても豊富でした。
実際、ここに貼られていないぶんも、まだまだあります。
若葉には崩れた表情も似合っています。
あわてたり気分が高潮したりすると、彼女は語尾に「にゃ」をつける、いわゆる猫語を話すようになります。
これがまたかわいいのなんの!
破壊力抜群です。
猫語とかあざとすぎるだろ、とか、そんなふうに冷静に考える暇すらも与えない破壊力。
恐ろしいです。
このコは恐ろしいコです。
若葉と主人公はものすごく仲がいいです。
悪友という感じ。
いつも一緒にいます。
家にいたって電話とかしたりします。
これがね、またね、ええ、かわいいんですよ。
主人公がですね、落ち込んでいるわけですよ。
それを彼女は慰めるんですけど、この慰め方がまたいいんです。
本当に深い間柄なんだなーと感じされられます。
ときにはおちょっくたりしながら、慰めます。
耳触りのいい優しい言葉をかけるだけではありません。
そもそも主人公が告白してきた女の子をよくわからない理由で振ったのがはじまりで、自分はそのとき、なんで振っちゃうんだろう、と思いました。
どんな理由があるにせよ、こちら側にはまだしっかりとは明かされていないわけで、なんだか釈然としなかったのです。
そこで若葉は言うわけです。
「いみわかんねー。なんで振っちゃうんだよ」
と。
まさにそれは、自分の思っていることとまったく同じでした。
画面の中で彼女が代弁してくれたわけです。
このとき、自分は胸のつかえが取れるような思いがしました。
それから、そのあと、「苦しめよ」と、主人公に対して言うのですが、この字面とは相反して、その声の響きの優しいこと!
優しい声音で、苦しめよ、と言うわけです。
それでチャラだ、と、そう言うのです。
このとき、主人公からもまた、胸のつかえが取れるのです。
そうした言葉は、かわいそうだねー、今日はゆっくりお休みなさいねー、気晴らしに遊びにいこうかー、なんていう上っ面な言葉よりも、何百倍も主人公を救うだろうと、自分は思うのです。
そして、そういう言葉をかけられる若葉を、すごい! と思うのです。
電話を切る間際の「バーカ、バーカ」という子供じみたセリフには、あったかさがありました。
なんていいコなんでしょうかね。
ちゃんと分岐するタイプの選択肢は1つでした。
どういう性格のコがいいか、というもので、それぞれ各ヒロイン4人に割り当てられています。
このときに若葉っぽいのを選ぶと、若葉が赤面しているのを見ることができます。
そのかわいさときたら!
とびっきりです。
個別ルートに入ったらこれがたくさん見られるのだなーと考えると、いてもたってもいられなくなります。
あと、この際におけるやり取りもよかったです。
互いが互いを完全に友達として見ている、この感じ。
いや、心の中では違うかもしれません。
しかし今言っているのはそういうことではありません。
周囲にカップルみたいだねーと言われたら、笑って、そんなんじゃないから、とでも言いだしそうな、この感じ。
彼らの接し方の、その、将来もこれからずっと俺らは仲良くいるぜー、という感じ。
これが、とてもいいのです。
いずれ彼らが男女関係にいたるということを考えると、きっとそのときは感慨深いものを感じるのではないかと、そう思わされるのです。
この文章の、上は若葉の家の食卓で、下は若葉の自室です。
広い! かつ、豪華!
そうです。
彼女はかなりのお嬢様なのです。
自室の奥に見える天蓋付ベッドなんてのは、まさにお嬢様然としています。
若葉の言動にはまったく毒気というものが感じられないのですが、しかし特別おしとやかというわけでもないのですが、そうしたバランスはとても好ましく自分には思えます。
ちなみに、若葉の自室に主人公が呼ばれた理由は、そこでアクター君の勉強を見るためでした。
なんて面倒見のいいコなんでしょうか。
お酒を飲んだあとは、はっちゃけていました。
若葉は酔っぱらうとキス魔になるようです。
酔いがさめたあとに、夜、2人で少し言葉を交わすシーンがあるのですが、あの感じは素晴らしいです。
最後に集合絵。
最後のCGは、部室です。
最初は玖音先輩しか座っていないのですが、どんどんと増えていきます。
そんな感じ。
とにかく若葉はかわいいよ、と、自分はそれだけがいいたいです。
それにしても。
こういうふうに、1人のコだけを突出してかわいく思えるときって、正直、買うかどうかってけっこう悩むところです。
ストーリーがよければ別なんですけど、たぶん今作はそれは期待できません。
体験版の最後のほうで、少し教師ともめるシーンがあるんですけど、あれは個人的にはいただけなかったです。
ああいう、「安易な外部の悪役」っていうのを使うのが、嫌いなんです。
シリアスなシーンそのものが嫌いなのではないです。
あからさまな悪役をしたてたうえでの安っぽい茶番が嫌いなんです。
でも、かわいかったんだよなー。
若葉。
すごく、かわいかったんですよ。
もどかしいです。
そういえば、ストーリーこそ微妙でしたけど、主人公の語り口は好きでした。
そこそこ特徴ある口調で、地の文もリズミカルなんですけど、それが自分には心地よく感じられました。
すやすや寝ているときに
「すやらー」
と、口に出して言うのも、なんか好きです。
あと、猫のトラ美もいい味出してました。
「ごろごろ。ごろすけ」
「にゃんぱらーっ!」
癖になりそうです。
では。
そろそろ今日は締めようかと思います。
それにしても、ギリギリになってしまいました。
今日はもう発売2日前ですからね。
もっと余裕のあるスケジュールでいきたいものです。
それでは。
たぶん、明日また月末記事を上げると思うので、そのときにまた。
おやすみなさいー、いい夜をー……。
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SAGA PLANETSさん 『花咲ワークスプリング!』 体験版 感想 / かわしまのブログさん
(サガプラネッツ公式HPより)
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