愛せよエロゲ 3年前は平成だしコロナもありませんでした

３年前は平成だしコロナもありませんでした。そう考えると、すごくむかしなような気がすると言いますか、実際にむかしなんだろうと思います。時間の流れって不思議ですよね。このブログを書いていた当時の自分のことが、いまの自分とはまったくの別人に感じられます。

３年ぶりの更新ですが、このブログを始めたのは７年前です。７年ってとても長い時間です。いまもまだなお更新を継続しているブログがたくさんあるのを見ると、うれしくなります。

エロゲの話をすると、キラ☆キラをやって泣きました。胸を打つということはいままでにもありましたが、実際に涙を流すということを初めて経験しました。もう、ぼろぼろですよ。おおきな悲しみを必死に乗り越えようとする姿は素晴らしいものです。忘れて掠れて前向きに立ち直るというのではなく、うしろを見ながらうずくまりながら生きる過程が描かれた作品でした。ほんとうにおおきな悲しみでした。しょせん創作物のなかの出来事でありながら、しかし広い世界のなかに同じような人がいるかもしれないと想像するだけで、苦しくなります。彼らはほんとうにすごかった。力強かった。きっと同じようには自分は乗り越えることができないでしょうけれど、あのとき得たすこしの勇気を糧に過ごしていければという気持ちになりました。

あー、なんか、ふざけたことも書きたいな。
文章っていうのは、基本に「ふざけ」があると思うんですよ。しょう学生に作文を書いてもらうと、先生方に指示されたのかなんだかわかりませんが、たいていかたっ苦しいつまらない文章になるんですよ。たとえば、私は○○が好きな理由は三つあります。一つ目は……、みたいな。そんなのばっかりで、かなしくなります。ほんとうはもっと自由に書いていいはずなのに。しゃべるときにはあれだけ溌剌としていた子たちが、ペンを持ったとたんに大人ぶったつまらない文章を書きはじめる。ほんとうにかなしいことです。そしてみんな異口同音に作文が嫌いと言うのです。そりゃそんな書き方ばかりを指示されていたら、嫌いになるにきまっていますよ。
ちなみに、かたっ苦しい文章はつまらないですが、他人の愚痴はもっとひどいものです。つまり、上記の数行のことですね。ふざけたことを書きたいと言いながら愚痴をまき散らしはじめる。愚痴という言葉を問題提起という言葉に置き換えると、なんだかなにかをごまかせそうですね。昨今のしょう学生の国語事情に告ぐ、みたいな。滑稽ですね。滑稽って、ばかばかしくておもしろいって意味ですよね。おもしろくはないか。じゃあ、なんと表せばいいのでしょう。なんていうことはどうでもよくて、そう、ふざけたこと。ふざけたことを書こうと思ったんです。「涙と白濁液を垂れ流す」という言葉が好きです。こまかい表現は違ったかもしれません。むかし、エロゲ特に泣きゲーと言われるものを表すものとして口にされた言葉です。ほんとうに両方を同時に流すことはないわけですけど、なんか、いいですよね。

うーん、ほんとうは３年ぶりっぽいことをもっと書きたいんですけれど、特に思いつかなかったですね。そもそもなんとなく思い出して書きはじめただけですし。でも、なんか、止まっているものって、怖いじゃないですか。だから何年かに一回でも更新することで、止まっているのではなく、ものすごくのんびり進んでいるだけなんだよと示したかったといいますか。いや、そんなこと思いもしなかったですね。ただ、なんとなく思い出しただけです。
でも、そう考えるとおもしろいですよね。昨日は書こうと思わなかったんです。おとといも思いませんでした。去年の今頃も一昨年も、つゆとも頭にのぼりませんでした。それなのに、今日は書いたんです。昨日までの自分と、いまの自分とのあいだに、どんな違いがあったのでしょうか。なんで自分はこれを書いているのでしょう。不思議ですよね。

そうだ。時節っぽいことを書いておこう。
令和３年です。
コロナの第４波が始まりつつあります。オリンピックってどうなるんでしょうね。ベイスターズは９戦目にして初勝利しました。バーチャルユーチューバーやウマ娘が流行っています。池江璃花子さんが日本選手権で優勝しました。直近の芥川賞は「推し、燃ゆ」。花粉症は例年よりマシな気がします。近所の神社の大木が根もとから伐採されていてびっくりしました。有吉さんと夏目さんが結婚したそうです。差別に対する運動が活発になってきています。鬼滅の刃は１０巻を読み終えたところ。先週図書館に行きました。久しぶりの予備選考通過です。桜がきれいです。きっとあとすこしで散ってしまいます。

それでは。
これからもいろいろがんばっていきましょ。
おやすみなさいー。いい夜をー。

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