愛せよエロゲエロゲの夏、ＯＰ紹介。　＿水夏～SUIKA～

エロゲの夏、ＯＰ紹介。　＿水夏～SUIKA～

第三弾！　水夏！
発売されたのは2001年、２１世紀の朝ぼらけということで。１３年前です。
世間的には第一次小泉内閣発足直後ということになります。
他にも、同時多発テロ、さいたま市成立、イチローメジャー挑戦、ゲームボーイアドバンス、千と千尋の神隠し……。
思い返せばそんなものもあったなあという感じで。
そんな時代に楽しまれていたものを、しかし現在自分は見ているわけです。
あの時にこれを楽しんでいた彼ら。
彼らと同じものを見て、彼らと同じような感情に浸ることができる！
長い月日をひとっ跳びできるというのは創作物のいいところです。
そういうわけで、さっそくムービーを。

作品名
　水夏～SUIKA～
制作
　CIRCUS＿サーカス（2001年7月）

曲名
　Fragment ～The heat haze of summer～

作詞
　tororo
作編曲
　tororo　中村久志
歌
　KAMIN

ゆらりゆれる夏の陽炎
めぐりめぐる時の静寂に

まず曲からしてすごくいい！
導入の部分とかもうなんですかこれ。
歌詞も音楽も「これから何かが起きる予感」というものを持たせるつくりになっています。
このことにより始まってものの数秒で自分はこのＯＰに引き付けられてしまいました。

そのあいだ映像は何をしているのかと言えば、曲の邪魔をしない程度に風景を映しています。
そして導入部分が終わりかけたそのときに、上下の黒い帯を、さながら瞼を見開くかのようにスライドさせていきます。
で、画面いっぱいに、空ドーン！　タイトルドーン！

こんなんワクワクしないわけがないじゃないですか。

次に画面に現れるのは謎めいた少女。
その姿を、次の歌パートが始まるまで、ゆっくりと映すのです。
そうすることで、空ドーンのワクワクの余韻を無理なく移動させます。
つまり観客は知らずうちにこの少女に対してもワクワクした気持ちを持たされるのです。

このとき、ちらちらと他のヒロインたちの姿も見せるのですが、これは映像全体の構成と同じです。
歌が始まってから順番にヒロインたちを映していくわけでありますが、しかし随所に謎の少女の姿をも映しています。
こうすることで他のヒロインたちを見ながらにして謎の少女の方を常に気にかけている、という状態を作り出します。
そして最後の最後にその謎の少女の、泣いている姿を映すわけです。
向日葵を映して映像のシメっぽくしておきながら、唐突に少女が泣いている姿を見せつけてくるのです。

ああ良いＯＰですなあ。
最高です。

「夕暮れに響く鈴の音を追って　七夕の夜に　２人は出会った――」

なんていうフレーズもまた良い雰囲気を持っています。

……。
今日は必要以上にカッタルイことをベラベラしゃべってしまった感じがありますが、とにかくこのＯＰは素晴らしいということで。
というか、本当はもっといろいろ書きたかったんですけど、分量が何倍にもなりそうだったんでやめました。
というかもっと言えば、いつもそんな感じです。ブログの難しさを痛感する次第であります。
とにかくこのＯＰは素晴らしいです。
そんな感じで。
それではー。

あ、ちなみに「水夏弐律」という作品があるのですが。
ＰＶ必見です。
理由は曲を聴いてみればわかると思いますので、どうぞ。

８月
　１　金　ナツユメナギサ
　３　日　StarTRain
　５　火　水夏～SUIKA～
　８　金　？？？
１０　日　？？？
１２　火　？？？
１５　金　？？？
１７　日　？？？
１９　火　？？？
２２　金　？？？
２４　日　？？？
２６　火　？？？
２９　金　？？？
３１　日　？？？

９月
　２　火　？？？
　５　金　？？？
　７　日　？？？
　９　火　？？？
１２　金　？？？
１４　日　？？？
１６　火　？？？
１９　金　？？？
２１　日　？？？
２３　火　？？？
２６　金　？？？
２８　日　？？？
３０　火　？？？

（水夏公式サイト）
（CIRCUS公式ＨＰより）

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