星織ユメミライ(tone work's) OPを見て。――星がきれいでした。

星織ユメミライ tone works OP 7

tone work's最新作「星織ユメミライ」のOPが公開されました。


いや、ほんとはけっこう前に公開はされていたんですが、なんとなくすぐ記事にしてしまうのはもったいないような気がして書かないでおいたら、とうとう今日までになってしまいました。
そもそも自分はこの「星織ユメミライ」が楽しみでして。
ブログの背景も「星織ユメミライ」から引用させてもらってますし、題字の隣にはバナー画像を貼り、右下の月間個人的期待作の欄にもバナー画像を貼っていたりします。
あーもう! 本当に楽しみです。

そんなこんなで膨れ上がった期待感の中に投下された今回のOP。
それはまったく期待を裏切るものではなく、むしろ期待以上のすばらしさを持ったムービーでした。

というわけで、そのOPがこれです。




いい曲だなあ!!
少なくとも自分はそう感じました。
何回聞いてもリピートが止まりません。
さわやかさを持ったままワクワクを煽ってくる感じ。
夏の青空を脳裏に浮かべずにはいられないですよ、まったくもって。

曲の題名は、作品タイトルと同じ、「星織ユメミライ」だそうです。
歌手:Ceui
作詩:丘野塔也
作曲:どんまる 竹下智博
星織ユメミライ tone works OP 6
星織ユメミライ tone works OP 2

上の二つの画像には主題歌の題名とスタッフが書かれているわけですが、それはそれとして、この背景すごくよくないですか?
前回の星織ユメミライの記事でも言ったと思うのですが、この作品、背景が全般にすごくいいです。
なんですかこの放課後感!
夕日差し込むこの教室でヒロインのことを待つわけですよ!
もしくは教室の端っこで主人公を待つヒロインの横顔が夕日で憂いて見えるわけですよ!
っかー。
で、落ちかかった陽光のせいで濃さを増している木陰の下を、手をつなぎながら帰るのです。
もしくは手をつなぐのをためらって絶妙な距離を保ちながら並んで歩くわけです。
夏ですからきっとこの時セミの鳴き声が辺りを埋め尽くしているに違いありません。
そしてヒロインの頬を流れる汗が顎からアスファルトへ滴り落ちるのを眺める主人公。
「私の顔に何かついてる?」
「いや、別に」
「……」
「……」
あーもう! やばいですね! 最高ですね! これですよ、この感じをエロゲには求めているのですよ! 立体的な世界観を作るためには背景はとても重要なファクターです。良い背景は良いエロゲを作ります。そしてこの星織ユメミライにおいてはそれが完璧に備わっています。これだけ想像を掻き立てられる背景はなかなかあるもんじゃないですよ。


多くの例にもれず今回の星織ユメミライについても、OPには新規CGがありました。
ですのでそれらを携えて、ヒロインの紹介なんぞをしてみたいと思います。
ただ、あくまで公式HPからの情報しか今のところ知りえていないので、紹介自体はあっさり目でいきたいと思います。やっぱり実際にプレイしてみないとその人となりはまったくわからないですからね。

ということで1人目!
篠崎真里花。(cvあじ秋刀魚)「子供の時はできなかったことも…いまは、なんでもへっちゃら」(公式サイトより)
幼馴染。
しかし主人公は長らく地元を離れていたため、いわゆる再会型幼馴染となります。
かつて病弱。
頑張り屋。
テーマは「再会」。
応援したくなるタイプのコということになるのでしょうか。本編をプレイしていけば、下記のCGの花嫁姿もきっと感慨深いものとなるのでしょう。
星織ユメミライの作品全体として「時間」がテーマとしてありそうなんで、「再会」というのがこのコにおける「時間」の大きな要素となりそうです。
星織ユメミライ tone works OP 1

2人目。
瀬川夏希。(cv桃井いちご)「写真って、過去と今、今と未来を繋げる架け橋みたいなものよ」
クラスメイト。
卒業アルバム委員会に所属しています。
物事をはっきりさせたがる性格らしいです。
テーマは「写真」。
名前からしてもうハツラツとした雰囲気をうかがえます。
そして写真、です。
今を精一杯生きていろんなところを駆けずり回って写真を撮りまくって、それをいつか将来に見返すと……。
主人公と肩を寄せ合いながら写真をともに見て、穏やかな顔で微笑む、そんな彼女が見られればいいなあと思います。
星織ユメミライ tone works OP 10

3人目。
沖原美砂。(cv奏雨)「私、全力で約束します! あなたを素敵な気持ちにさせることを!」
先輩。
自然を愛する天真爛漫なお嬢様。
たった一人の自然科学部員として活動。
そのため周囲には奇異の目で見られている。
テーマは……なんでしょう? 自然のままに今を生きている、みたいなそんな感じでしょうか。ということで「自然」。
下記のCGは水族館の中を泳いでいるシーンだと思われます。とてもきれいです。
お話の結末としてはおよそ2種類にわかれるような気がします。
1つは、周囲なんてどうでもいい! 他人の目なんて気にするだけ損!自分の好きなように生きる!
2つは、それでも何とか周囲と分かり合うことはできる! みんなそれぞれ尊重しあって生きていけたらいいよね!
さてはて、どっちでしょうか。
はたまたどっちでもないのか。
どちらに転んだとしても、彼女の悠々とした姿の美しさが保たれていればそれでいいようにも思います。
ちなみに彼女だけCG2枚載せてみました。理由は綺麗だから。
指輪のシーンについてはアキバblogさんの方でも見てみることをお勧めします。悶絶レベルの差分が載っています。
星織ユメミライ tone works OP 9
星織ユメミライ tone works OP 5

4人目。
鳴沢律佳(cv北見六花)「理由なんてないわ。1人で弾きたいから弾いてるだけよ」
クラスメイト。
主人公と席が隣どうし。
両親は高名な音楽家。
本人もかなりの腕前で学校でもピアノをよく弾いている。
交友関係は希薄。
典型的な孤高な天才芸術家みたいな立ち位置っぽいです。
もう完全に「今」しか見ていないような感じですね。ピアノが弾けていれば他は何もいらない、という感じ。
ここから彼女はどう変わっていくのか。
個人的には類型から外れた何かを見てみたいです。
あと、添い寝CGがもっと巷に増えればいいなーと思う次第であります。というか1キャラ1CG必須にしてもいいくらい。
星織ユメミライ tone works OP 11

5人目。
雪村透子(cv有栖川みや美)「んー…気が向いたらね。考えておくよ、てきとうに」
クラスメイト。
もう一人の転入生。主人公が転校してきたのと近い時期に彼女もまた転校してきたのだそうで。
1人だけ学校指定の制服とは違う制服を着ているようです。
転校してきたからなんてのは理由にならないはず。実際に周囲から浮いているらしい。なぜそうなってさえも異なる制服を着続けるのか。
謎です。
他にもいろいろ謎めいているヒロインです。
なんでも閉鎖されている旧館のカギを所有し、独占しているのだそうです。
きな臭いですねー。
臭いだけですめばいいのですが。
そういえば何となく儚げな名前です。雪……作品内の季節は夏なのに。透……透けちゃってます。
……幽霊?
っていうのは考えすぎですかね。
そういえば制服に関しても、学校指定のがカラフルなのに対し、彼女のものはネクタイ以外白黒でどこか古臭いデザインであるような……。
なんにしても謎めいたコです。
旧館という単語からしてもテーマは「過去」であることは間違ってはいなさそうです。
星織ユメミライ tone works OP 12

そして最後!
ズバババーン!!
逢坂そら(cv桐谷華)。「星は変わらない。今も昔も、そしてこの先も。同じ場所でまたたき続ける」
後輩。
たった1人の天文部員。
物静かで、星が好き。
部活動中は、パーカーを頭からかぶり、余計な光や情報を遮断して没頭している。
あー、パーカーに包まれた頭をいつまでも眺めていたい!
きましたよーきました! メインヒロインです! 個人的最期待ヒロインです!
星ですよ! 星! いいですよねー星。
夏の夜の星空! 胸が張り裂けてしまいそうです。
たった1人の天文部員っていうフレーズだけでもう自分はどうにかなってしまいそうです。
どうしてここまで心惹かれるのか。
そこらへんはよくわかりませんが、とにかく星というものはいいものです。
あとこのコのデザインもまたいい。
今にも遠く星空へと吸い込まれていってしまいそうな、そんな雰囲気があります。
星織ユメミライ tone works OP 8


CGという名前の記憶・思い出がズワワワーっと広がっていって……。
星織ユメミライ tone works OP 13

ヒロインズ集合!
以上でヒロインはすべてですね。
そして同時に発表済みのキャラクターもこれですべてです。
サブキャラがなぜかまだ公式サイトに発表されていないんですよ。もしかして存在しないとかですかね。
まあそのことは置いといて、こういうキャラクターの集合絵って、この一人一人の内側には様々な、それこそ把握しきれないほどの記憶が詰まっているわけですよねー、ってことを考えますと、自分はいつも胸がいっぱいになってしまいます。彼女たちそれぞれの物語を見られる日が楽しみでしかたありません。
星織ユメミライ tone works OP 14

逢坂そらへと繋がる電話。
そろそろこの記事も締めようかと思います。
星織ユメミライ tone works OP 4


……そんな感じで、以上「星織ユメミライ(tone work's) OPを見て。――星がきれいでした。」でしたー。
前回の記事で作品全体の印象についての言及を多くした分、今回はヒロインについていろいろ書いてみました。
次の機会はいつだろう? やっぱり体験版が公開されたときですかねー。
公開されたらもちろん感想を書こうと思っていますので、そのときはよろしくお願いします。
ではでは、今日はこのへんでー。


「星織ユメミライ」
発売日
 2014年7月25日
原画
 武藤此史 唯々月たすく 恋泉天音 秋野すばる
シナリオ
 丘野塔也 白矢たつき にっし~ 今科理央


そういえば、記事中にも言いましたが、アキバblogさんにて星織ユメミライに関する記事があります。
しかも書き手はなんと、tone work's のディレクターの方。作品の軸の部分のところについて熱く語っていらっしゃいますので、オススメです。
【コラム・ネタ・お知らせ】 出会いから始まり、結ばれ、その後までを真っ直ぐ丁寧に描く恋の物語 tone work's新作「星織ユメミライ」は7月25日発売です!

それでは改めて、また明日―。おやすみなさいー。


過去記事
 星織ユメミライ(tone work's)が楽しみだなーということについて

前回の記事からちょうど1ヵ月経ってるんですねー。へー。だからどうってわけではないですが。
……って、いちいち言っていたら終わるものも終わらないですね。
今度こそ、それでは!

星織ユメミライ tone works OP 3

『星織ユメミライ』応援中!
(tone work's公式HPより)
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[ 2014/05/01 22:52 ] ニュース未満 | TB(0) | CM(1)

初めまして。エロゲ価格相場を見守るブログを運営しています、ionと申します。
夜も遅いので、コメント欄の方から失礼します。
先ほどはメールフォームからのご連絡ありがとうございました。

こちらからの一方的なフォロー、リンクにもかかわらず、
リフォロー、リンクを貼って頂き、本当にありがとうございました。

毎日かなりのボリュームで更新されていて、
凄いなぁと思いつつ拝見させて頂いてます。

お互い頑張っていきましょう、今後ともよろしくお願いします。
[ 2014/05/02 00:49 ] [ 編集 ]

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