ひとつ飛ばし恋愛 【感想・レビュー】

ひとつ飛ばし恋愛 感想
ひとつ飛ばし恋愛 【感想・レビュー】


昨日は北海道の方で初雪が降ったそうで。
もうそんな時期なんですね。
そりゃ寒いわけですよ。


さて。
ひとつ飛ばし恋愛の感想記事であります。

SWANSONG 【感想・レビュー】 (03/21) 以来の製品版の感想記事です。
あっちはメーカーが消滅してるんで縮小画像貼りまくりましたけど、今作の場合はメーカーがまだまだ現役バリバリのアサプロですから文章のみでいこうと思います。
ちなみに体験版の場合はそれ自体が無料配布されてるということで画像もベタベタ貼りまくらせてもらっている次第であります。
(そういう問題かどうかはわかりませんけど、問題があったら連絡が来てる。はず!)



ということで、感想を。文章のみで!


……とは言っても、どう書けばいいのか。
とりあえず、思ったことを箇条書きに。

・ギャグが面白い
・歌がいい
・ヒロインの中では園原が一番かわいかった
・サブヒロインの中では五味斑千乃がかわいかった。

そんな感じ。


いやあ、とにかく明るい作品です。
ギャグにしましてもパロネタに頼ってばかりのサムい種類のものでは決してなく、その場が明るくなるような、単純に面白いギャグでした。
だいたいギャグ度としては、寿ルートは完全にそっち方面100%という感じで、他のルートは半々くらい?
だいたい個別ルートに入ると、少しシリアスな話が出てきたりしたんですが、けれどやっぱりギャグをまったく消し去ったりしないところが、いいなあと思いました。


お話の内容としては、ふつうの学園ものです。
ひとつ飛ばしというタイトルのように、身近な人のそのまた関係者と恋愛をするというお話です。



・園原ルート
妹の友達。
すっごく園原がかわいかったです。
今作の中で一番好きです。
彼女は水泳をやっています。
そこからくる爽やかさと、初々しさ。それが素晴らしかったです。
駅でのやり取りとかなんかは、これがギャグゲーであるなんていうことを忘れるくらいに、まっとうな恋愛をしていました。
正直、最後の方の弟関連の話は空回りしている感じもありましたが、しかし弟のことを思う園原さんのかわいさを見られたのでよかったのかな? というところ。
そういう一面も含めて、園原さんは今作で最もきちんとした、と言いますか、他の作品に出てきても違和感がないような、客観性を持って自立した魅力あるキャラでした。
妹ちゃんをめぐるあれこれも、ストーリーにいいアクセントをつけていました。
……なんか説明文っぽくなってしまいましたが、一言でいえば、園原がめちゃくちゃかわいかった。です。


・蒼木ルート
姉の友達。
微妙でした。
4ルートあればこういうルートが出てくるのはしかたなかったり。という感じですかねー。
CGもストーリーも両方とも、微妙でした。
しっかり者というところと、恋愛に関してはあたふたしてしまうというところ。そのギャップが蒼木さんをかわいく見せてはいたんですけど、やっぱりストーリーの内容が足を引っ張っていました。
いわゆる無駄シリアスがあって、それが邪魔でした。
他のルートのシリアスは上手く作品内に溶け合っていたのですが、このルートだけはそれが上手くいかなかったようで。
というか、姉がいらなかった。
なに喧嘩してんの、って思ってしまいました。


・玉森ルート
幼馴染の幼馴染。
五味斑がただただかわいかった。
彼女がかわいいからこそ、連鎖的に玉森のこともかわいく思えてくる、それほど彼女はかわいかったです。
おせっかい焼きなんだけど、さっぱりした性格も持っている人でした。
こう、主人公に対しても、玉森に対しても、両方ともに絶大な信頼を抱いている、という感じがすごく伝わってきて、それが心地よかったです。
本当に2人のことを思っているんだなーと感じられました。
よく他の作品とかでも「2人の幸せを祝福するよ」てきなことを言ったりする場面が見られますが、その大方は空虚で、到底納得できるものではなかったりします。
しかし、五味斑の場合違いました。
心から2人の幸せを祈っているのがひしひしと伝わってきました。
遠慮のない物言いと、直接的な善意の言葉、それらのダブルパンチによる効果なのかもしれません。
……ここまで言っておいてなんですが、五味斑は攻略対象ではありません。
「主人公の幼馴染」かつ「玉森の幼馴染」ということで、ひとつ飛ばしで飛ばされる対象なのです。
残念ではありましたけど、玉森との関係を応援している五味斑、というのがまたかわいかったので、これはこれでいいのかなーと思いました。


・寿ルート
いとこの舎妹。
ギャグ。ずっとギャグ。
パンチ力が強いので最後にプレイするといいかもしれないです。
話の内容はあってないようなもの。
プレイ後の脱力感はすごいです。
阿知華がかわいかった。
寿も意外にかわいい顔をする場面ではかわいかったりした。



全体の印象としましては、寿ルート以外、プロットがすごくわかりやすいつくりをしてるなーと思いました。
仲良くなって→問題があって→解決。
これだけです。
ふつうの良萌ゲーの場合、そこらへんを上手く複雑にしてあったりして、世界観とか人間関係に深みを持たせたりするのですが、今作はそれがなされていませんでした。
そういう点では、底が浅いという感想を持つこともできますが、しかしそのぶんギャグに集中できるという利点もあったと思うので、やっぱりこれはギャグゲーなんだなあというところです。
自分はこれでとても楽しめましたから、プロットそのものは単純でも、ひとつひとつの話の運び方とかセリフなんかが面白く作られていた、ということだと思います。

あと、短かった。
もうちょっと長くしてもよかったんじゃないのかと思います。
これに関しては、上記のプロットのわかりやすさ、という部分による影響もあると思います。
わかりやすいお話は、プレイ後に「短かったなー」という思いを抱かせやすいですし。


それにしても、こういう、ギャグゲーって貴重です。
ギャグゲー自体が少ないですし、たとえあったとしても、だいたいがつまらないです。
その点、今作は最高でした。
「短かった」という感想は、そのまま「もっとプレイしたかった」という思いの裏返しであります。
笑えて明るくなれるっていうのは最高以外の何物でもないです。
自分はもうずっと作品内の世界に引き込まれっぱなしでした。

それから、最後にもう一度言えば、園原がべらぼうにかわいかったです。
ずっとニヤニヤしっぱなしでしたよ、もう。
あの爽やかさと初々しさはなかなかあるもんじゃないです。


あと、お話以外のところを言えば、歌がよかったです。
OPもいいですし、クライマックスのところで流れる歌もかなりいい感じでした。

声もよかったです。寿役の五行なずなさんはまさに渾身の演技でしたし、他の、例えば園原ルートの2人とかもすごくキャラとあっていてかわいかったです。


……と、こんなところですかねー。
今作の発売日が2013年4月ということで、もうプレイし始めてから1年半も経っているので、ところどころ記憶がおぼろげなところもあって書き忘れたことがあるようなきがします。
けど、はい、いちおうはここらへんで感想を終わろうかと思います。



スタッフ
原画
 夕凪セシナ ぱん太 柊暁生
シナリオ
 天都 十全 藤島昼 たにかわたかみ


OP






久しぶりの製品版への感想記事、こんな感じの書き方でいいんでしょうか?
他のブログさんとかだと点数をつけていたりもするんですけど、そういうのはよくわからないのでやりませんでした。


今回、コメント欄のどーむさんの提案で、体験版ではなく製品版のほうの感想を書かせていただきました。
匿名エロゲーマーさんには感想記事に向けての言葉をもらいました。
お二人とも、あらためてコメントありがとうございました!

それでは。

ASa Project 『ひとつ飛ばし恋愛』 応援バナー企画
(アサプロジェクト公式HPより)
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[ 2014/10/29 18:07 ] 感想・レビュー | TB(0) | CM(0)

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