あねよめカルテット 体験版 【感想・レビュー】
CandySoft最新作「あねよめカルテット」の体験版の感想です。
まず、なによりもかによりも、これだけは言っておきたいと思います。
理想郷はあったんだ! そう、ここに!!はい。これだけですべての説明がつくというものです。
いや、もう、ほんとにそんな感じでして。
今作をプレイをしながら自分はずっと心地よい浮遊感を覚えていました。
気持ちいいんですよ。
それは射精の快感とかそういうのではもちろんないわけです。
大きくて暖かなものに包まれているような、安らぎです。
なんの不安も感じずに、ただその心地よさに流されながら、たまに下半身がうずいたら射精する。
最高ですね。
堕落って気持ちいいです。
なぜ今作をプレイすることでそういった心地よさを感じることができるのかと言えば、それはつまり、「あね」であり「よめ」であり「カルテット」であるからなわけであります。
「あね」。
すべてを無条件で受け入れてくれる存在の象徴です。血は繋がっていませんが、そんなの関係ありません。姉であることに血縁の有無は一切関与しません。主人公に深い愛情を注いでくれる年上のおねえさんは、すべて姉です。そして今作の彼女たちの愛情は底なしです。
「よめ」。
なにもやましいことはないのです。将来にわたってずっとこの心地よさを感じ続けられるのです。ちなみに金持ちの両家の両親によって公認の仲でもあります。
「カルテット」。
複数人いることによって、場の賑やかさを感じることができます。賑やかっていうのはいいもんです。楽しいです。また、庇護されているという感覚を強くもつことができます。
と、以上のことを、主人公が一言でまとめて言い表してくれているので、ここはひとつ、拝聴してみましょう。
「ああ、お姉ちゃんたちに抱きしめられて、ぼかぁ幸せだなぁ……」
至言ですね。
もう、これ以上なんの言葉もいりません。
この一言だけですべてを表現し尽くしえています。
お姉ちゃんたちに抱きしめられたら、そりゃー幸せでしょう。絶頂ものです。
いいなあ。
ストーリーをかいつまんで書きますと……。
主人公は高校2年生。
隣の家の4姉妹とは幼馴染。(高3、大3、ニート、OL)
親同士も幼馴染。
両家の親が海外出張なので、4姉妹の家で過ごすことになった主人公。
いろいろあって4姉妹の中から1人嫁を選ぶことになった。
さあ、アピール合戦の始まりだ!
……こんな感じ。
こうして書くと、実に、馬鹿らしい話ですね。
しかし、それがいい。
この、リアリティーとかそっちのけで理想だけを追い求めました、というような開き直ったシナリオ。
素晴らしいです。
……いちおう付け加えておきますと、それぞれの諸事情も書かれてはいまして、突拍子のなさをあまり感じさせないようにはなっていた、ような気がします。
ストーリーの中で、結婚相手を決めるまで本番はなし、という取り決めがなされました。
ですので、体験版の中では本番はありませんでした。
けど、Hシーンそのものはたくさんありました。
あのペースでHシーンがありますと、製品版ではかなりの数になるのではないかと思われます。
裸エプロン。
「家庭」が協調される今作において、裸エプロンはかなりの破壊力をもっていました。
ちなみにこのコは花菱桜織という名前で、3女でメイドで引きこもりです。
引きこもりになり、さらにはメイドの真似事などを始めてしまったことには、それなりの理由があるようです。
そんな彼女に対する周囲の接し方が、これまた素晴らしいものでした。
腫物を触るように、でもなく、無神経に、でもなく、ちょうどいい優しさをもって接していました。
全裸。
全裸っていいですよね。
着衣プレイとか意味不明です。
生の肌と肌を合わせてこそ、最高の心地よさを得られるというものです。
ふだん生活しているリビングで、姉たちが、裸!
もうどうしようもないですね。今すぐ抱きつき、抱きつかれたいです。
なおシステム画面で陰毛の有り無しを設定することができるようになっています。
個人的には陰毛有りが好きです。
濃すぎるのは嫌ですが、今作のは好きです。
……と、ここまでは完ぺきなんですが、あえてひとつ苦言を書きますれば。(と言いつつ、地味に長文になってしまいましたが)
寝取りを想起させる場面は勘弁してもらいたいです。
例えば、外人の男が姉に声をかけるシーン。
実は道を尋ねていただけだった、とかそんな落ちで納得なんてできるわけないです。
わざわざ私服の若い美人の女の子に道を尋ねている時点で下心があるにきまってます。
しかも観光地ならまだしも住宅街の真ん中で、って。
あと、電車の中での痴漢プレイ。
スカートまくり上げて、胸をもみしだいて、性器露出で射精。
あれは絶対に周りのおっさんたち気づいてますし、エロい目で見ています。
もっといえば、親友ポジの男とか、奥手の眼鏡の女の子とか、全部いらないです。
クリックの速度があがるってものです。
親友キャラは意外にいい奴っぽいのですが、しかし自分は姉とのシーンが見たくて今作をプレイしているわけでして……。
彼とは違う作品で会いたかったなあ。
眼鏡少女について書きますと、主人公のことが好きなのだという設定でして、一緒に下校することもある仲です。
これはつまり姉の視点に立てば、主人公が寝取られるという図式になるわけで。
嫉妬する姉たちも可愛くはあるのですが、しかしどうにも気持ちのいいものではないです。
主人公と姉の関係はそれぞれお互いのことだけを思っている状態が完成形のはずです。
……こうやって、書き連ねますと、偏屈親父の文章っぽくなってますね。
言い訳をしますと、他の作品ではこうは思わないんです。
男キャラとかどんどん出てこいって感じですし。
そいつがヒロインとしゃべっていても微笑ましく見ていられます。
ですが。
今作においては、どうも勝手が違うようなのです。
ヒロインが男と接触することに強い嫌悪を覚えます。
それはたぶん今作がハーレムものだからだろうと思われます。
男の理想郷を丹念に描いたがゆえに、そのほころびが大きく目に映るという、つまりはそんなところだろうと思います。
とにかく、今作には男はいらんです。
体験版以降ではいい感じのバランスに落ち着いていることを願います。
このCGもなあ……。
2枚目はいいですが、1枚目は微妙です。
こういう作品の主人公は、変態的なニヤケ面とかしてはいけないと思うわけです。
最後に本編以外について言いますと。
下の画面のように、見終った場面をそれぞれ振り返ることができるようになっています。
あと、ロード画面でプレイ時間を確認することができます。
自分の場合は体験版をプレイし終えるのにちょうど4時間くらいかかったようです。
タイトル画面&エンドカード。
以上。
あねよめカルテット体験版の感想、でした!
読み返してみますと、後半の方でけっこうマイナスなことに文字を割いてしまっていますね。
しかしこれはあくまで「あねよめカルテット」が、自分の理想にかなり近かったがために感じた事々であります。
ようするに面白かったのには間違いないんです。
そもそも、あんな小さなことが気になる人なんてあまりいないでしょうから、ほとんどの人は気にすることはないと思います。
ではでは、今回の記事はこのへんにて終わろうかと思います。
それでは最後にもう一度。
理想郷はあったんだ! そう、ここに!!……あ、あと、今作「あねよめカルテット」はマスターアップ済みです。
発売日は10月31日。です!
壁紙を配布しているそうなので、以下のTwitter内のリンクからどうぞ。
もしくはバナー画像や公式HPへのリンクをクリックすれば、そこから辿ることもできます。
それでは。
今度こそ。
おやすみなさいー。
過去記事
あねよめカルテット(CandySoft) 制作発表! (07/20)他ブログさん感想記事
あねよめカルテット体験版 感想 / すときゃすてぃくすさん
キャンディソフトさんの新作エロゲ「あねよめカルテット」体験版感想 / エロRPG購入検討&レビューさん
(CandySoft公式HPより)
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