エロゲの夏、ＯＰ紹介。 ＿ロケットの夏
２７。
最後。
ロケットの夏。
作品名
ロケットの夏
制作
TerraLunar＿テラルナ （2002年10月）
曲名
Rocket Summer
作詞
foca
作編曲
Tomoya
歌
Kikuyo
この空をどこまでのぼると宇宙へたどり着くか知ってるかい。
高度５０マイルさ。
すべてがあのセリフに凝縮されています。
静かに盛り上がっていく曲や、苦楽泣き笑いをつぶさにうつす映像も、全部が全部、あのセリフのために存在しています。
あらゆる要素が最後の一点に向かって走っている。その様は見ていて心地がいいです。
そして、そうしたムービーのつくりによって、あのセリフはより重みを増しています。
５０マイルさ。
その瞬間、自分は目頭が熱くなるのを感じるのです。
５０マイルがどれほどの距離であるかなんか知りません。
調べたら約８０キロメートルだそうです。
しかし８０キロメートルにしてもまったく具体的なところはつかめません。
けれどそんなことはどうでもいいのです。
そもそもマイル表記で言っている時点で、あちらもわからせようなんてしていません。
それが遠いのか近いのかなんてのは考える必要なくて、
ただ、自分たちはあの声の音の響きだけを聞けばいいのです。
彼の、希望に満ちた物言い。
夢を見ている少年のような、あの物言い。
それだけを感じればいいのです。
それだけで、少なくとも自分は、胸がいっぱいになってしまいます。
今作は２００２年１０月にテラルナというメーカーから発売されたものでしたが、そのテラルナはもうなくなってしまっています。
２００５年９月、月面基地前というメーカーからフルボイス版が発売されましたが、結局このメーカーは１作のみを出して活動を停止してしまいました。
なんだかなあ、と思わずにはいられません。
ただ少し検索するといろいろと活躍の情報もみつかりまして。
キャラクター原案のりつべさんは、現在小林立という名義で漫画化などをしていらっしゃっているようです。
「咲-Saki-」は何度もアニメ化されたりして大ヒット中です。
シナリオ・作詞のfocaさんはTwitterをやっていらしました。
今は砂阿久雁という名義でアニメや特撮のシナリオなどを書いていらっしゃるとのことです。
foca @foca_snark 
……と、これにて、「エロゲの夏、OP紹介」は終わりであります。
まるまる２ヶ月、お付き合いありがとうございました。
新しいものから古いものまでいろんな作品に触れつつ記事を書けて、楽しかったです。
１つでも読者の方の胸に残るようなOPを紹介できたならば、それはとても嬉しいことです。
正直、自分の口下手のせいで、あまりうまく各作品の魅力を伝えきれていないこと必至なのですが、
それはそれとして、とにかく今まで紹介してきた２７作品は、最高なムービーばかりです。
これから先、たくさんのエロゲが発売されていくでしょうし、OPやPVも発表されていくことと思います。
それらの中に、この２７作よりも素晴らしいムービーがあることを期待し、待っています。
そんな感じで自分の思ったことを述べたところで、もうそろそろ締めようかと思います。
それでは。
いつかまた、いきなりこのような企画を始めだすかもしれません。
そのときは、生暖かい目を向けながらでも、よろしくしてやってくださると嬉しいです。
ではでは。
おやすみなさいー。また明日―。
８月
１ 金
ナツユメナギサ ３ 日
StarTRain ５ 火
水夏～SUIKA～ ８ 金
夏菓子 ～なつかし～１０ 日
ヨスガノソラ１２ 火
ここより、はるか１５ 金
夏ノ雨１７ 日
タペストリー１９ 火
ものべの２２ 金
おまえのなつやすみ２４ 日
Dolphin Divers ２６ 火
黄昏のシンセミア２９ 金
sisters～夏の最後の日～３１ 日
夏の終わりのニルヴァーナ９月
２ 火
なつ☆なつ ５ 金
ナギサの ７ 日
トロピカルKISS ９ 火
てとてトライオン１２ 金
あした出逢った少女１４ 日
残暑お見舞い申し上げます。 ～君と過ごしたあの日と今と～１６ 火
水月－すいげつ－１９ 金
ひまわり２１ 日
車輪の国、向日葵の少女２３ 火
夏音 -Ring-２６ 金
この青空に約束を――２８ 日
AIR
３０ 火 ロケットの夏（TerraLunarならびに月面基地前は解散し、公式ＨＰはありません）
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